昭和初期の建物を、飛騨で過ごす宿へ

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「喆 – Tetsu Takayama」リノベーション完成

高山市内にある、昭和初期に建てられた元クリーニング店。

長い年月を地域で過ごしてきた建物を、歴史や趣をできるだけ残しながら、一棟貸しゲストハウス 「喆 Tetsu Takayama」 としてリノベーションしました。

観光で訪れる方には飛騨らしい暮らしを感じてもらい、高山に住む方には「こんなリフォームもできるんだ」と感じてもらえるような住まいづくりを目指しました。

当時の面影を、できる限りそのままに

今回のリフォームで大切にしたのは、「新しくすること」ではなく、「残すこと」。

天井や梁は、できる限り当時のものを活かし、この建物が歩んできた時間を感じられる空間に仕上げています。

間取りも大きく変更せず、昭和初期の住宅らしい構成をそのまま残しました。

2階には和室を2部屋。
昔ながらの落ち着いた雰囲気はそのままに、宿として快適に過ごせるよう設備を整えています。

入った瞬間に感じる”飛騨らしさ”

最初に目に入るのは、なぐり加工を施した木製玄関ドア。

木の表情を活かした手仕事の質感が、お客様を迎えてくれます。

玄関から室内へ入ると、まず感じるのは和の空気感。

古い梁や珪藻土の壁、無垢材の床が調和し、落ち着いた空間になっています。

木の魅力を活かした造作家具

キッチンや食器棚はすべて造作。

杉の一枚板を使用し、飛騨春慶を思わせる深みのある色合いで仕上げました。

既製品では表現できない、木の存在感を感じられるキッチンになっています。

また、洗面カウンターにはピーラー材を採用。

一枚一枚異なる木目が美しく、使うたびに木の温もりを感じられる空間です。

自然素材だからこその心地よさ

床にはナラの無垢フローリング

歩いた時の質感や経年変化を楽しめる素材です。

壁は珪藻土仕上げ

調湿性にも優れ、見た目だけでなく快適性にもこだわっています。

年月が経つほど味わいが増し、建物と一緒に育っていく素材を選びました。

裏庭には、くつろげるウッドデッキ

建物の奥には、新たにウッドデッキを設置。

外からの視線を気にせず、ゆったりとした時間を過ごせるプライベートな空間になっています。

旅先で朝のコーヒーを飲んだり、夕涼みをしたり。

そんな何気ない時間も、この宿の魅力の一つです。

古い建物だからこそ、生まれる価値

高山市内には、使われなくなった古い建物が数多く残っています。

「建て替える」だけではなく、「活かす」という選択肢があることで、その建物が持つ歴史や魅力を次の世代へつないでいくことができます。

今回の「喆 – Tetsu Takayama」も、その一つ。

昔の良さを残しながら、これからも長く愛される建物になれば嬉しく思います。

つむぎ舎では、古民家や町家のリフォームも行っています。

「思い出のある家を残したい」
「古い家を活かして住みたい」
「空き家を宿や店舗として活用したい」

そんな想いがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

建物の歴史を大切にしながら、新しい価値を生み出すリフォームをご提案いたします。

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