大新町3丁目O様邸古民家再生耐震住宅

大新町3丁目の路地で築年数70年以上の古民家をリフォームしました。
O様は各務原の出身ですが、学生時代修学旅行できた飛騨高山に魅了され
「いつかは高山に移住したい」と考えていたそうです。
ボロボロだったこの物件を見つけ、素人の自分が見てもどうなのか?わからないからと
ネットで工務店を検索したところ近くにつむぎ舎という古民家再生が得意そうなかいしゃがあるじゃないか!と
ご連絡を頂いたのがきっかけで工事の依頼を頂きました。
工事前の建物はこんな感じです


屋根も壁のボロボロで床は今にも抜け落ちそうな感じでした。
O様と幾度となく打合せをするうちに地震にも強い家がいいね。という話になり
つむぎ舎がいつもお願いしているジュール建築設計事務所の伊藤さんに依頼して、
高山市の耐震補強の補助金を利用しながらの古民家再生へと方向が決まりました。
壁の補強は厚み30㎜幅250㎜の板を重ねていく工法を採用しました。↓こんな感じです

こうすることで横揺れや縦揺れにも耐える耐力壁になります。

そして工事開始から6か月かかり完成しました。

キッチンや家電収納・洗面台・乾太くんの棚など全てウォールナットの無垢板を採用。
小上りの畳スペースに鎮座するのはパープルハートの1枚板幅80㎝長さ2m60㎝の無垢板を
切り抜き茶室で使う囲炉裏をはめ込みました。
家全体ではO様のご要望になるべく近づけながら実用性も考えてリフォームをすすめました。
喜んで頂けたようでよかったです。

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